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本、映画をつづる日記
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監督 熊澤尚人 従兄弟 新井浩文 親友 山本美月 普段使うことのない部分を使った感覚。心臓の辺りが軽く筋肉痛。
まず前半の攻めっぷりに感動。
壁ドンから始まり、成績の良い生徒への自主的個人補修という驚きの展開、基本的に距離が近い、お姫様抱っこ、頭ぽん、嫉妬した女子に倉庫に閉じ込められる、などの名場面を詰め込む。
そしてそして半分くらいきたところで待ちに待った教壇下のキスシーン。
ここのきたきたきたきたーーー!感。
1番の緊張シーン。
周りも咳払いしたり小さくざわついたり、雰囲気が引き締まったのがよくわかった。

他にも恋愛ものにはお決まりの男女どちらにもライバルが現れる設定とか、そっから山Pが走って攫っちゃうとことか、
同級生男(ジャニーズ)が怒って山P殴るとことか。
あ、くる…って時の緊張感というか高まりでほんと心臓痛かった。
ちなみにお姫様抱っこも結構気合いが入ってて、BGMが戦闘シーンみたいな。
こう、キラキラした感じのものでもオシャレな感じのものでもなく、そういったのとは正反対のどしどしくるロックな感じ。
これスタッフも軽く遊んだよね。

ただ2時間という長さに対し逃げ場が無かったのがなんかもう色々辛かったので、できれば映画館で観るよりは、家で携帯とかいじりながら軽く観るのがベストだと思いましまた。
少女漫画の実写半端ねぇ。
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宏美の性格が大分変わったのが印象的。
前作からかなり年月が経ってるっていうせいもあるんだろうけど、それにしてもおしとやかになった。
というか、吉岡を立て、吉岡に従う「女は三歩引いたところから夫を支える」、昭和の妻らしい変貌を遂げている。
それでも鈴木トモエとはまたちょっと異なるし、物語上吉岡と淳之介の意思のやりとりを描きたかったからなのかなんなのか。
ちょっと物足りない気持ちもする。


今回子の巣立ちを経て、家族を結論付けたシリーズ最終作。
「ここが帰って来る場所だ」と言った鈴木家と、「帰る場所を失わせた」茶川家。
家族の形は一つじゃなくて、血の繋がりだけでもなくて、それでも親は幸せを願って送り出す。
内容知っててもこのシーンは何度も泣ける。
それが山崎貴クオリティ。
確実に人の心の中にある涙腺に狙いを付けて繰り出してきてる。
家族愛は形は違えど現代にも溢れていて、誰もが共感でき、夢を描くことができる。
それでも現実に口に出されて表面化されることは少ない。
この映画では、そのストレートさが心打つのだろう。
よくありそうな話、でも今ではなかなか見ることのできない場面。
そして廃れる事のない、共感できる想い。
後編は原作を復習しないで突入。
前編の終わりでオリジナルストーリーを入れてきたので、そのままオリジナル続行。
外見が原作にあまり似てない福山雅治を話題性目的で採用しただけなんじゃと心配したが、演技に関しては良演技!
コミカルさは一切排除されていたが、師匠としての風格がきちんと感じられた。
ただ、福山との修行が前半1時間を占めた。
正直単調!
前編で感じられたスピード感が完全失速。
後編に残り全て詰め込まれたわけだけども、ここは前編に比べて大幅に原作をショートカット!
まぁ漫画のように一部屋一部屋攻略していくやり方は映画に合わないとしても。
宗次郎のあたりや左之助のところはもう少し尺を取ってもよかったんでは…

恐らく前編後編通して、剣心•志士雄を中心に絞ったからこういう偏りが現れてしまったんだとは思う。
自分の過去の亡霊である志士雄を倒し、自分の中で過去の過ちに一旦蹴りを付けられたからこそ、剣心は薫にラストのあの言葉を言うことができた。
過去ではなく現実に目を向け、自分の命の大切さを自覚し、迷いを断ち切るには薫の存在は不可欠だった。
オリジナルで薫の存在感を必要以上に強めたのは、「剣心にとっての目線」として表現したのであれば自然な流れではある。
ただ登場と比較して、後編における薫自身の行動が薄すぎやしないかなぁという不満はある。
まぁ…何にもしてない…。
原作の事を覚えてないから、原作がもし同じような展開だったらなんとも言いようがないですが。

左之助に関しては…まぁ削られてもしょうがないエピソードではある。
でも宗次郎と由美はもうちょっと情報出しても良かったと思う。
彼らの人間性や過去は志士雄に繋がるのだから。

前編は、キャストの役の再現度にキャラが出る度驚くことが出来たし、アクションも全体的に多かった。
後編はそれが無くなった分淡々と鑑賞することになってしまった。
もう少し何か取り入れて欲しかったなぁ。
アクションとキャスト采配、俳優の役作りを楽しむ映画。
既読済みの漫画の実写アクションって初めて観ますが、なかなかの再現率に胸踊る。
キャストは全員合ってる。
加えて豪華な俳優陣。
期待していた神木君、藤原竜也の出番も出来も良く‥
佐藤健も抜けてるキャラをうまく表現できてた。
短い2時間半だった‥

意外とハマってしまったのが伊勢谷の蒼紫役。
かっこいい‥構えでポーズしてる状態とか魅入る‥本気出すっつって脱いでノースリーブになってもクール‥

二部構成にして尺に余裕があるからか、原作読んでても違和感がないくらいじっくりやってたし。
原作と違う描写やオリジナルシーンの部分もハマってたし。
冒頭の江口洋介率いる検察がコテンパンにやられるシーンは、志士雄の修羅っぷりがよく表れていたし、原作好きな人達にとってはアニメらしいシーンで引き込まれる部分だったんじゃないだろーか。

ラストのサプライズ役も笑った。
ずっとミュージカル!
セリフなし!

人の優しさに触れた罪人が聖人になる話。
原作が相当古いので、パーツパーツの流れはよく聞いたことのあるような悲話。
衝撃や頭を悩ませる謎なども無いので、正直ちょっと退屈した。
それでも鑑賞後は誰もが暖かい気持ちになれる愛のストーリー。
ミュージカルでよく演じられ、長い間一定の人気を得ているので注目度も高く、スケールの大きさや俳優の豪華さからミュージカルに馴染みのない人へも興味を持たせたのだろう。
そしてどん底から這い上がる物語は人気が高い。
その中で、孤独と愛という万人共通のテーマを描き、観客の共感を得たのかもしれない。
愛で生きる力を得て、愛によって使命を認識し、愛で誰かの命を救う。
救った命が愛を育み、自分に愛を与えてくれる。
巡り巡る話はいいよね。
救いがある。

登場人物の全員が『孤独』を意識していて、彼らは皆愛を渇望していた。
愛を知っているから孤独が生まれる。
そういった皆の孤独にも共感を感じる。

ジャンバルジャンとジャベールの対立と共に、対比も描いていて。
ジャベールは神の名のもとに、自分が正しいと思う正義を貫いていた。
同じ偶像を崇拝していたのに、受け取り方がこうも異なり、正反対の信条を掲げて生きるという違いがなんだか勉強になった。
強固な信条は、異なる信条を受け入れられず、施しを受けた自分を許せず、強固な意思によって自ら命を絶つ。

あと平等は死ぬことでしか得ることしかできない、という子どもの言葉が印象的。


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