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本、映画をつづる日記
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宏美の性格が大分変わったのが印象的。
前作からかなり年月が経ってるっていうせいもあるんだろうけど、それにしてもおしとやかになった。
というか、吉岡を立て、吉岡に従う「女は三歩引いたところから夫を支える」、昭和の妻らしい変貌を遂げている。
それでも鈴木トモエとはまたちょっと異なるし、物語上吉岡と淳之介の意思のやりとりを描きたかったからなのかなんなのか。
ちょっと物足りない気持ちもする。


今回子の巣立ちを経て、家族を結論付けたシリーズ最終作。
「ここが帰って来る場所だ」と言った鈴木家と、「帰る場所を失わせた」茶川家。
家族の形は一つじゃなくて、血の繋がりだけでもなくて、それでも親は幸せを願って送り出す。
内容知っててもこのシーンは何度も泣ける。
それが山崎貴クオリティ。
確実に人の心の中にある涙腺に狙いを付けて繰り出してきてる。
家族愛は形は違えど現代にも溢れていて、誰もが共感でき、夢を描くことができる。
それでも現実に口に出されて表面化されることは少ない。
この映画では、そのストレートさが心打つのだろう。
よくありそうな話、でも今ではなかなか見ることのできない場面。
そして廃れる事のない、共感できる想い。
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