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本、映画をつづる日記
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監督:ロバート・ワイズ(サウンドオブミュージック)
   ジェーロム・ロビンス(王様と私)
キャスト:ナタリー・ウッド(理由なき反抗)
     ジョージ・チャキリス(ロシフォールの恋人たち)
     リタ・モレノ(雨に歌えば/アカデミ-/トニー/グラミー/エイミー賞)
受賞:アカデミー10部門受賞
、アメリカ映画ベスト41、ミュージカル映画ベスト2位 製作:1961年、アメリカ
製作費:600万ドル
興行収入:13億円(日本)

最初の、指ぱっちんから始まるミュージックが印象的!
ジェット団とシャーク団の争いに至る経緯を歌無しダンスのみで見せた表現力も素晴らしい。
このダンスがなかなか新鮮で、バレエのようなシーンがあるかと思えば、開脚飛びしたり喧嘩をしたりとコミカルなものも…
当時、高尚なイメージが付いていたミュージカルで、ギャングの抗争を扱った事はかなり革命的なことであったらしい。

でも一番好きなダンスは、ダンス場でのダンスバトル。
一気に平和を感じてしまった。
ポーランド系の破天荒でロックなスタイルと、プエルトリコ系のフラメンコスタイルの対比を強く主張する。
特にリタ・モレノのダンスがキモチイイ!スカートをふんだんに使った華やかな踊りに魅入る。
「アメリカ」のナンバーでも良かったが、きれいとは言えない歌声が気になってしまったので…
まるで舞台をそのまま映画にしたような多種多様なダンス・ミュージックを見せてくれたが、ストーリー性はあるようで無い。
人種差別をテーマにはしているが、ロミオとジュリエットが元ネタな事もあり、登場人物の感情が古典的でついていけないし、共感ができない。
一目で二人とも恋に落ちたり、ほぼやりとりの無い状態で本気の愛を語ってみたり。
マリアの世間知らずっぷりや、それが原因で起きた事件を誰も責めない。
途中から展開が不愉快だったので、あくまでミュージカル要素だけの作品。
団塊世代や、古典的ストーリーを楽しみたい方にはおすすめ。
☆1.5
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