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本、映画をつづる日記
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デヴィット・フィンチャー監督
マイケル・ダグラス(危険な情事)
ショーン・ペーン
制作:アメリカ、1997年
制作費:5000万ドル
興業収入:1億

ぴあムービーランキングのミステリー編で第6位。
時を忘れる面白さ!
疑惑を抱きながらも二転三転とする展開に、のめり込む。
この作品において、ゲームの企画会社CRSという組織の存在がとても重要で。
彼らは何をしようとしていたのか、という明確な答えが見終わった後も見つからなかった。
評論家の宮崎哲弥は、この映画を自己啓発セミナーにおける人格改造の過程を映像化しているという発言を見て、ようやく自分の中でふに落ちた 。
追い詰めて命の危険を感じさせる、ここで本人が大切にしていたものを奪い、失わせ、裸の状態に。昨日までの自分を「殺し」て新しい自分へ…
ラストの唐突なフィクション感は、改造された別の主人公になってしまっているからなのだ。 こんなものを映像化してしまうフィンチャーの着眼点と発想が好きだ。
スリルを感じたい人、自分の人生を改革したいと思ってる人におすすめ。
4点。
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