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本、映画をつづる日記
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ストーリー、選択できるシステム、マルチエンディング式、戦闘、全て良かった。
テーマは『選択』。
主人公を基本喋らせず、返答や行動を毎回選択できるシステムを採用して、プレイヤーがよりなりきる事ができるようにした。
選択の結果によってエンディングも異なり、自由度が更に上がっている。
近年の一本道ゲームと比べ、選べる楽しみを充分に堪能させてくれたと思う。

ルドガーが『喋らなさすぎて違和感』と 言われている点についてはあまり感じず。
二週目で選んだ選択のセリフは喋ってくれたというのが大きな違いかもしれない。
喋らない分ジェスチャーで感情を表しているし、選択のセリフでも多少キャラの色は出ている。
ドラクエやペルソナよりは充分個性が出ていたように感じてる。
キャラ同志の絡みが多いテイルズでやったのは成功だったと思う。
何より普段喋らない分、分子世界での別ルドガーや、ヴィクトルのトリック、最後の『エル』など、大切なシーンで声が出た時の感動は強かった。
行動においても常にエルを優先させて守ってきているという部分は一貫している。

ストーリーは、前作の結果により発生した問題『二国の国際問題』や、前作主人公に絡めた『種族の差』、今作主人公に関わりのある『本史世界と分子世界』など相反する二つのものとの関わり方をメインとし展開させている。
キャラエピソードも上記の問題、個人の問題とうまく繋げてるなぁと感じた。

メインストーリー、主要エンディングに関しては選択の結果、何かが犠牲にならなければならないという現実的な視点だった。
だからこそ全体的に鬱な印象を与えている。
ニセモノとホンモノ、という最近のゲームでは他でも見られる主題を扱っているが、 ニセモノの子供とホンモノとの関わりという捻りを加えた設定によって真新しさしか感じなかった。
自分の親にもニセモノだからと利用され見放された子供を、本物の自分の命を捨ててまで守り、彼女自身と心を救った話が真エンド。
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