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本、映画をつづる日記
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監督:クエンティン・タランティーノ
公開:1992年アメリカ映画
音楽:ジョージ・ベイカー「リトル・グリーン・バッグ」
製作費:$1,200,000 興行収入:$2,832,029 (米)
White:ハーヴェイ・カイテル(ナショナルトレジャー・タクシードライバー)
Orange:ティム・ロス(海の上のピアニスト)
Brond:マイケル・マドセン(テルマ&ルイーズ)
Pink:スティーヴ・ブシェミ(ファーゴ・パルプフィクション)

タランティーノが28歳の時の初監督作品。
15分程度だったけど、暴力的シーンがきつすぎて萎えた。
特にメッセージもなく、ひねりもなく、惹かれるものは特になし。
開始30分で思ったことは、よくしゃべるなと。
あとティムロスがなかなかイケメンだったのと、彼の良心が見ものということくらい。
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○私が今まで見てきたアニメ作品で最高レベルの映像美だった。
空を見上げたくなる、都会の景色をもう一度眺めたくなる。
彗星という非日常での美だけではなく、日常の背景がただただ美しい。
その中でも雨のシーンは最強クオリティだった。

OPが導入されているアニメ映画は珍しいらしいが、入りはかっこよかったし特に不満は感じず。
が、RADWIMPSの歌が4曲も入ってきたのは驚いた、さすがに多すぎでは?
2曲目が使用された入れ替わりの日常を疾走感を出してスピーディーに流したのは正解だったと思うので、そことEDだけでも充分良かった気もする。
まぁ曲は全て良かったのでいっか。
BGMもピアノメインの綺麗な音に壮大なメロディ、心震える。

新海誠に対して持っていたイメージを覆してきた、コミカルで明るい作品だった。
それでも良いところで心を抉ってくるのはやっぱり新海誠。
岐阜に会いに行ったら三年前に災害が起きて三葉も友達も家族も出会っていた人達全員亡くなっていた絶望。
あれは自分の妄想だったのかという虚無感。
突如会いに行ってしまった「三葉の東京行き」。
「突然で驚くかな」「びっくりするかな」「それとも喜んでくれるかな」
ここで観客は思い出す、「三年前じゃ出会ってないじゃん…」
いるハズの場所に行っても居なくて、歩き回って歩き回ってようやく出会えて満員電車で声を掛けて、「誰?」。
そら恥ずかしいわ。悪口言われても言い返せないほどの子だぞ。
そういえばここの三葉の声は何度もリフレインされていたなと。
このすれ違いを生み出す為の皮肉な時間差の構成になんて嫌な監督なんだと感嘆する。

予告でも多用していた「忘れてしまった」事への二人の嘆きの応酬は実にくさかった。
でも掌の「すきだ」はぐっときた。

なにより最も心に刺さったのは311を匂わせたことだろう。
「全てが一瞬で消えた」
無くなってしまった風景を瀧が記憶の中から書き起こす。
いなくなってしまった人との関わりから紐を見つけ出す。
そして彼らは事件を変えようとする。
胸が痛かった。これは確かに奇跡の物語だ。
ハッピーエンドという道しかなかった、哀悼の意が込められた作品です。
監督:グレゴリー・ホブリット(オーロラの彼方)
原作:ウィリアム・ディール
リチャードギア
ローラ・リニー(トゥルーマンショー)
エドワード・ノートン(ファイトクラブ)

エドワードノートンのデビュー作であり、アカデミー助演男優賞を取った作品でもある。
まさに怪演!目が顔が全然違う。
最後の拍手と笑顔で背筋が凍る。
これは彼のファンになる。

リチャードギアの背中も哀愁漂っていい渋さがでてた。地味にローラリニーもぐっとくる演技してたと思ってる。
法廷サスペンスというジャンルのせいもあってか、結末は「理由」を彷彿とさせた
法廷に立つ者として信念を持った検事から弁護士になった男の、経験と自信をぶち壊され、弁護士としての脆さに衝突した話。
ジョーカー:ヒースレジャー(ブロークバック・マウンテン)
ハービー・デント:アロン・エッカート(エリン・ブロコビッチ)
ゴードン:ゲイリーオールドマン(トゥルーロマンス)
レイチェル:マギー・ギレンホール(クレイジ-・ハート)
製作費:$185,000,000
興行収入:$1,001,921,825

片頭痛で集中して見れなかったからか、世間で評価されてるほどの衝撃とか
ヒースレジャーの演技とかわからなかった…
ライジングを見た後、ビギンズからもう一度見直したい。
ただ、切ないストーリーだなと思った。
監督:佐藤佑一(ブラック会社に勤めて~)
脚本:古沢良太
興業収入:4.1憶

日本アカデミー作品賞。
最高に面白かったミステリーコメディ。
1つの場所でただひたすら5人で話してる低予算映画なのに、そのハンデを全く感じさせない。
脚本と、演出の勝利。
すべての情報に意味を与えられている気の抜けないストーリー。
5人の至った自殺の真相のシーンではシナプスが 繋がるような興奮を感じさせてくれた。
一気に変わる場の空気。
それで終わりかと思いきや、まだ止まらない種明かし。
加えて、待っていたのは後味の良い結末。
誰が彼女を殺したのかではなく、誰が彼女を「如月ミキ」たらしめたのかという疑問に移る大どんでん返し。
この5人の集結にも大きな意味をもたらす推理。
キャストでいえば、いちご娘に香川照之という大御所を持ってきた大胆な配置に称賛したい(笑)。
カチューシャを付けて、大きな愛でアイドルを見守る彼は最高にクールだった。
そして小栗旬のプラフっぷり。
他四人が自らの如月ミキとの関係性を露呈させていく流れの中最後に残った一人、警視総監の息子という立場にストーカーの訴え履歴が消された事実、怪しいカメラワーク。
ドキドキさせられた結果、彼こそが自己死の原因だったが、彼こそがアイドルとしての如月ミキを形成していた。
なんて気持ちの良い騙され方だろう。
ちなみに「如月」は2月に亡くなったことからかという、どうでもいい発見。


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