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本、映画をつづる日記
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クーパー:マシューマコノヒー(ダラス・バイヤーズクラブ)
ロミリー:デヴィット・ジャーシー(ダークナイトライジング)
マン:マットデイモン
マーフィー:ジェシカ・チャスティン(ツリーオブライフ)
トム:ケイシー・アフレック(オーシャンズ)
脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ローラン
制作費:$165,000,000
興行収入:$675,020,017(全国)

むず…
SF本格宇宙もの見慣れてない初心者にはとっつきにくいハイレベルさ。
説明は丁寧にしてくれていた方だったとは思うが、いかんせんこちらの知識がなさすぎた。
あとただでさえ2時間50分というロングスタイルなのに、
シップの起動シーンとか、飛ぶシーンとかストーリー上意味の無いワンシーンワンシーンが冗長。

科学考証が優れたハードSFらしく、「2001年宇宙の旅」のオマージュが多く眠ってるらしい。
人間ドラマ部分だけでなく、SFファンからもふんだんに楽しめる作品らしいので SF知識を軽く取り入れてからもう一度鑑賞したい。

後半あたりから裏切りや個々のエゴが露呈されてきて展開が動き、ようやく面白くなってきた。
伏線も全てきれいに回収され、クーパーの無念は娘の手へ渡り昇華される。
この奇跡は愛の選択。
本格的SF映画の中にも愛の結論も残したノーランはやっぱりノーランだな。

ディラン・トマスの詩のチョイスも実にノーランらしい雰囲気を持つ。
生存本能を呼び起こす喚起の詩。
宇宙をテーマとする時、人を構成するルーツや元素へも主点を置くことになる。
ノーランにとっての愛・親子・生存本能に対する答えがこの作品の中に現れている。
人類の犠牲となってまで次の住み処を探す意味はあるのかと疑問が生まれたが、
それは独り身の独善的で保守的な思考なのかもしれない。
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