本、映画をつづる日記
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就職で失敗し、その後就活祈られ続けている27歳フリーターが高校生活をやり直す話。
まず設定が当たり。 社会人の読者の夢が詰め込まれてる! 主人公自体はコミニュケーション力が優れており、あっという間に輪に溶け込めるので、よくある人間関係をうまく築けなくて〜という学園モノとは違うよう。 主人公はリアル高校生達のサポート役に回り、与える側の立ち位置になる。 能力不足、というわけではなく何歩かつまずいた結果うまく立ち上がれなくなってしまった青年ということか。 謎もいくつか匂わせつつ、先を気にさせる展開。 登場人物皆キャラが立っており、人数も多め。 キャラの絡みはかなり楽しい。 「学校」「テスト」などなどの意義も提示していて、メッセージ性も多様かつ強い。 テンポはよく、絵も綺麗!無料のクオリティでは決してないな… PR
•ひとつ意識して書いてるんだろうなと思ったのが、費やした時間によって能力に差が現れるということ。
下位の水谷が野球によって休み潰されちゃうの?ということを気にして、4番の田島は当然野球に費やす!と答える。 ハルナの球を打った巣山は家でもがっつり打ってる。 キャッチャーとして優秀な阿部は、野球しか頭にないし、空いてる時間も分析等等に費やす!という勢い。 コントロールが完璧な三橋は辛い三星時代に家でたくさんコントロールの練習した。 今メインを当てられているのが、今まで真剣に練習を続けてこなかったゆえにミスをしまくる秋山。 もちろん野球への好きの度合いとも比例してるんだろうけども。 元が違うから同じ努力をしても同じものになるわけじゃないけど、それでも費やしたら費やした分だけ結果は必ず出る、という希望を見せてくれてるんだなぁ。 この漫画を見ると何かやらなきゃ!って気になる笑 •三橋と阿部の関係がほんと良くなったなぁと、合宿以来毎巻思う。 プライベートで、阿部に対して自分の意見を言うことに躊躇がない。 周りの部員も最初はハラハラしてたけど、今回はそんな様子もなく。 自然になってるってことだもんね。
何冊か読んでみてわかった事。
この話は親からの自立を描いた話だったということ。 十二支の親は高確率で子供に普通の愛情を注げていない。 愛せない親、子供を道具として捉える親、疲れてしまう親、敵意を直接ぶつける親などなど。 子供にとって普通に愛情を得られないのはとても大きな損失で、トラウマなどの心の傷として強く残っている。 何かがきっかけで変わる関係もある。 変わらない関係もある。 そんな十二支の心の傷を埋めたのが無条件の愛情や優しさを与えてくれる透で、そこで傷を癒した十二支はようやく次のステージへと旅立って行ける。 でも透も親の柵に囚われていて、でもそれは愛情を得られなかった故ではなく、充分に与えられていたが突然失ってしまったため。 そんな彼女が『一番だった母親』を卒業し、夾を愛することを自覚していくという。 そして十二支の呪いは親子の呪いの隠喩でもあるのだと思う。 生まれた時から絆が存在し、十二支はなぜか神に逆らえない。 どんなに理不尽なことをされても従ってしまう。 神にも好き嫌いがあり男女に対する態度の差別が激しい。 『呪いの開放』は『親からの自立』であり神はこれを強く否定する。 アキトも透も十二支から見て親に近しい存在。 二人の『子供』への態度を見て分かることは、『愛は廻る』のだということ。 そして彼らにも『支え』が必要なのだということ。 愛が不足すると前に進めない。 でも愛は他で補うことができる。 そして愛は与えられ、与えていくものなのでした。 最後の最後の話がユキが透に卒業の意思を表すシーンというのは 特に決定的にこの物語のテーマを出したものなんだろう。 親子の話でした。
世界観がまず好き。
ファンタジー!で主人公はお城で暮らす宮廷薬剤師。 出てくる街も物も服も西洋風で絵もセンスいいからかわいい。 キャラは立ってるし皆比較的あっさりめで好ましい。 キャラ同志のやり取りも楽しい。 登場人物の背景もしっかり設定があって、掘り下げてもいる。 キャラの感情も描写が細かくて、一つ一つの行動が丁寧に描かれている。 言葉でのやり取りは直接的じゃないところがあって難しいけど、キャラには共感できるし、 わからない感情ややり取りは理解しようとして逆に入りこめる。 でもキャラ同志で分からなかったところはきちんと質問して知ろうとするのがちょっとリアルでいい。 全てを知ることはできない。 関係性も女子受けするような三角関係が出来上がってるし、両想いの相手は王子様。 でもどっちも嫌味がないのがすごい。
漫画を見た後に超詳しい解説サイトを見てすっきりはっきりした
各事件の謎だけでなく、ファンタジー要素に見せかけた矛盾点も 全てはっきりさせてくれた。 改めてこの話がいいなと思わせた点は、 EP4までは魔法に挑む立場だった戦人が解からは全く立場を変えて、 魔法を使い嘘を守る立場に回ったこと 一つの長編物語で趣向を真逆にさせることで飽きも防げるし 視点も変えられて読者の理解もしやすくなる 魔法という一見ファンタジーという要素を多分に使いつつも ファンタジーの理由もきちんと決着づけており、 それを人の心の解釈方法と絡めたこと パターンの違う物語がある作者が作った物語であったという非凡な発想 など! 状況が状況なだけに登場人物の心理描写が発展しすぎ、突飛すぎて 理解できないところもあるけども まりあとか、ヤスの計画も。 それでも彼らの心が一から書かれているからその過程に納得はできる。 ホワイダニットを大切にしていたから、受け入れられたのだと思う。 残酷で非常な世の中を生きるための解釈は現実そのままを受け入れる ことだけではないということ。 要は本人が納得できて、前向きに進めるようなら何だっていい。 自分の心には誰も入れず、自分だけの信じれる何かがいてもいいんだから。 誰かを理解するうえで相手の心は最も重要な筋道になる。 そういうことが言いたかったのかなと思った。 |
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