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本、映画をつづる日記
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泣けた。
完璧に思えてたお姉ちゃんが実はプレッシャーも感じていたこと。
それをひなちゃんが察してすぐカバーできたこと。
ひなちゃんがそこまで回復していたこと。
零ちゃんがまじヒーローだったこと。
支え合ってる関係がほんと心打たれる。
「助けてあげたい」って気持ちを持てること、受け入れられることに憧れも感じた。

あと羽海野さんがいじめというテーマに対して予想以上に深く切り込んでいて、その価値観も私にとって新しかった。
被害者、加害者、向き合って壊れた教師、うまく対処してくれている教師。
現実と希望が読者を暗くさせすぎない具合に調整されている。
いじめの根本は刈り取れないほど深く根付いていていることも明かされていて、教師の負担もはんぱないんだということもわかった。何度も繰り返されていて、大人になっても答えは見つからなくて、加害者は軽く考えてて、被害者は深く傷ついて。
「自覚をさせること」すら体験してない人間にはあんなにも難しいんだなぁ。
誰かを淘汰しようとすることは本能に近いのかもしれない。
人の感情を考えることが出来るようになって、ようやくその発想を抑えることができるようになるのかも。
そもそもなぜいじめが悪いのか。
一方が集団になって、精神的苦痛を継続して与えることが私はいじめの定義だと思ってるわけで。
集団vs一人という図式で、集団は強さとなり、権利になる。
その錯覚した権利で虐げることを当然だと感じてしまうことが悪と認識されてることなんじゃないかな。
これが加害者側から考えた理由。
被害者側は単純明快だと思う。
苦しいから。
深い心の傷となるから。
そうゆう人を減らすため。それだけ。
好き嫌いは絶対にあるけど、意思表示は攻撃以外にも方法がある。

ほとんどいじめに関する見解になっちゃった
おしまい!
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