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本、映画をつづる日記
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一つの殺人事件の背景や影響を彫り込んで 表した話。 「誰が悪人かっていうキャッチコピーが頭に残ってたから それを主題として捉えてみてた。 容疑者は人と比べて羨ましいとはいえない生い立ち、暮らしをしていて 孤独を感じている。 殺害のきっかけも正確には被害者自身であるといえる同情要素を多いに含む状況。 それでも殺人を犯したことによって人に与える影響はとても大きく、 自分自身も大切なものを手放す状況にならざるをえない事態に追い込まれて、 「人を殺すということ」が取り返しのつかない「やってはいけないこと」であった ことも充分に描写している。 一番大きいことをしでかして、責められるのはあくまで祐一だけど、 その発端の原因を探そうと思えばいくらでも探せるということなのかな。 良いところがほぼ描かれなかった岡田君役と満島役が現代の若者らしい というのも作者の皮肉をはらんでる気がする。 原作ありきなので、おばあちゃんの心情とかお父さんの心情とか はわかりづらかった シリアスなので終始一貫としてひたすら重い わりと身近なテーマなので、自分の現実に合わせて考えさせられる映画。 視野が広がった感じ。
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