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本、映画をつづる日記
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吹越満…主役
黒沢あすか…愛子
渡辺哲…顧問弁護士
この映画も園子音もとても絶賛されてたから楽しみにしてたんだけど、破壊力が凄まじすぎて圧倒されてしまった…(^ω^)
初回から家族の仲も空気もどん底、音響も雨音強調しBGMが掛かっても心を不安にさせるものばかり…
スタートから悪いのに事態はでんでんにとってどんどん悪い方に引きずられ、
家族の心も手中に収められ、
でんでんは本性を表し強制的に殺人の共犯者にさせられる。
乳首だとか人肉をバラバラにしたところだとかモザイク一切なし、でんでんと黒沢あすかも全く躊躇することなく楽しみながら人を透明にしていく。
ただひたすらおぞましいものを見せられて嫌悪感を刺激され半分手前くらいからつまらなくなってきて…
でんでんが吹越満に大声で諭すシーンでようやく引き込まれた。
誰に対しても攻撃的で暴力的だった今までとは異なり、吹越満に『俺を殴ってみろ』と言う。
吹越の間違いを指摘して受身なだけの自分の殻を破らせようとする。
そして唯一の支えである妙子を裏切る行動を取らせられた結果、でんでんを殺してしまう。
そして狂気に目覚めるという…

てっきりでんでんは吹越満の別人格なのかと思ってしまった。統一させた事の表現だったのかなと。
生い立ちも同じだし、同じ業種だし。
でもそうなると娘の反応とかおかしいので、ただ似てる人生を味わってきた別人だったらしい。
似ていただけに父性を発揮し、自分のようになって欲しかったということで知識や経験を教えていたでんでんだったと。
吹越満は娘だけは生かしたけど、態度が変わってからも家族とうまくいかなかったのはでんでんと共通したんだろう。
殺してしまってるから。
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