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本、映画をつづる日記
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監督:ロブ・ライナー(ミザリー)
原作:スティーヴン・キング「The body」
主題歌:ベン・E・キング「スタンドバイミー」
ゴーディー:ウィル・ウィトン(新スタートレック)
クリス:リヴァー・フェニックス(マイプライベートアイダホ)
テディ:コリー・フェルドマン(グーニーズ)
大人ゴードン:リチャード・ドレイファス(未知との遭遇)
エース:キーファー・サザーランド(24)

魅力的なキャラクターが織り成す、少年逹の小さな旅の物語。
子供らしい無謀さ、それを諌める大人びた登場人物もいて、臆病さもあって、でもなんだかんだ皆ではしゃいで助けあって仲が良い。
それぞれの個性もはっきり描かれていて、それでいて好感度の持てる四人組。
育ち、性格が違っていても一緒にいて楽しくやっていられたのは、確かにこの時代だけかもしれない。
親や家族の存在に縛られている様も実に子供時代をリアルに表している。
狭い世界からの小さな脱却。
予想していたよりはラストも含めてシリアスさがあったけど、子供時代を懐かしむには丁度良いバランスの明るさだった気がする。
もう少し暗めだったらここまで評価されなかっただろう。
劇中歌も良い選曲だったし、雰囲気を盛り上げていた。

冒険をして、心を許せ助け合える友と悩みを吐露しあって、自分にとっての壁を一つ越える。
成長には別れも付き物で、そういった瞬間は一生の中で刹那的で。
だからこそなお輝かしいものなのではないかと。

かつては友と越えた壁が、時を変えれば敗北に変わって死に至る。
あの時の自分達は無敵だと思えたことも、現実に塗り替えられる。
理想とリアルのズレを身をもって知ることは、成長ゆえの副産物だ。
明るくて楽しくて子供時代を思い出す。
同時に対比して大人というものを知る。
そんな映画。
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