本、映画をつづる日記
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 政治的なお話かと思いきや…真実はただの私怨だったっていう PR
やっぱミステリーは一日で読んでしまうね
ネタバレを知ってたからこそ気になってしまった クリスティーは有名作品すぎてネタバレが転がりすぎ… アクロイド読み終わった後ネットで色々探してみたら、ポワロ作品の最終話カーテンのネタバレまで… ラストのどんでん返しが最高!って思われる作品ばかりネタを知ってるよ オリエント急行殺人とかもさ 皆もっと隠してくれよ アクロイドは誰が殺したっていう別の著者が書いた作品も、真犯人についての説を述べてるんだけど ここもクリスティー作品のネタバレがひどいらしい 買う前に知っておいてよかった 気になりすぎてここで述べられている真犯人は知っちゃったんだけど、いつか見たい 叙述トリックで有名な作品であり、信用できない語り部である本作品 と同時に発売された当初フェア、アンフェア論争まで巻き起こした、ミステリー界に 嵐を巻き起こしたベストセラー探偵小説 私はまだミステリー読み始めて間がないし、いきなりクリスティの異端作品から読んでしまってるから そういった固定概念は全くないんだけども ネタバレを知った上で読んでいても、違和感を感じさせないその書き方はすごい でもちゃんと伏線は含まれている。その場所は最後本人が明らかにしていたように ポアロも途中で気付いていて、ある男の話をしている 地の文が信用できないものである場合読者が推理が出来ないって批判がされてたらしいんだけど 何を信じていいか分からないって状況こそ物語と同じ状況なんじゃないかなと思う 探偵が得た証拠品はすべて与えられてるわけだし でもその証拠品が関わりのあるものかはわからない。証人の供述も本当の事を言っているかわからない たとえ省略されていようと事実を述べている分には問題ないと思う 登場人物の全員が嘘をついている可能性のある中、ポアロは正しい事実を見抜く方法を教えてくれている 誰を正しいと信じるかも、ミステリーの楽しみの中に含まれているのではないかと思う とりあえず面白かった そして誰もいなくなったよりは、文字数多いせいか詰め込まれていた感じがするし、 色んなキャラの感情移入もしやすかったかな 事実がいっぺんに明らかになるよりも徐々に明らかになっていく形の方がこっちも頭を整理しやすい と同時にテンポよく感じる というか多分、私は一人称がコロコロ変わるものが好きでないんだと思う ドミノの時もそうだったし 告白ぐらいの長さで交代ならいいんだけど、誰もいなくなったくらいの短さだと なんか誰にも感情移入出来る時間がなくて、ただ事実を淡々と見ていただけって感想に なっちゃうんだよね もう少し深く掘り下げて欲しいというか インシテミルとうみねこに影響されて、ミステリ最高峰を読んでみた
ちまちま読み進めていこうと思ってたのに…
がっつり一日で読破。なんてこった 本当に先生の復讐劇でした。最後まで 確かに衝撃のラストだ…このあおりを見ててっきり 第一発見者の星野君が実は真犯人だったとかずっと考えてた私はバカなんですよね やたら名前が出てくるから… 伏線もちょこちょこ出て、回収していってるから…てっきり… いちいち登場人物を持ち上げて落とすのが上手すぎ それぞれの章の語り部が違うんだけど、1章でこいついいやつじゃn… とか思ってたら次の章で別の嫌な側面が見えて残念キャラに 先生の告白を機に色んな負の連鎖が起きてって、いじめ、ひきこもり、殺人などなどが クラスの中で起こっていく でも全ては先生の計算のうちだったのだと もちろん先生だって普通の人間なので、全事象を把握してたわけじゃなくて でも運と執念と知力で最後には復讐を成し遂げたと まあ実際全ての始まりはわたなべくんの計画だったわけだしね ある人のある人に対する思い違いとか、全ての出来事を理解できない登場人物が リアリティを感じた。 あと隠された人間性 映画館で、映画が終わった後誰もしゃべってなかったってのもよくわかるくらい 最初から最後まで救いのない話だったけど、訴えたいのは親子愛なのかなって思った つうかなんだかんだテーマだよね、普通に 母親の愛情を失うもそれにしがみ続けた少年が担任の子供を殺し、 その母親が復讐として少年の母親を殺したって図式なんだもんね 正確にいうと殺させただけど、しかも認めてほしがってた才能によって。皮肉すぎる 直くんの話も親子の問題に焦点当ててるし 先生は大人と子供は同じ目線でとか尊重してとか言ってたけど、 結局犯人を罵るシーンでは大人の目線から子供をストレートにバカにしてるんだよね 子供だからこそ起きたであろういじめも利用したし 教師だったからその線は明確だったのかもしれないけど、 子供を守る立場という部分は完璧に捨ててしまったんですね 出来るなら一章一章の感想を書きたかったぜ それは二回目だな 簡単に説明すると子供を生徒に殺された担任の復讐劇 語り部が同じクラスの生徒、犯人の親族、犯人へと変わっていく それぞれの価値観が露わになるからこういう主人公が変わる話は結構好き 1つの事件に対してどう感じたか、それゆえどういう行動にとったか、どう過ごしてきたのか 登場人物の差がより容易に出来るこのシステム 他人の実際の評価と、その人自身が思ってる周りからの評価 その差も残酷なことに、見える 現実では叶わないことだからこそ、余計そう感じるし、魅かれるのかなーとか でも買って損がなかったー、ハードカバーでも。 やー人気出てアニメ化するだけあるね!楽しいわ! |
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