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本、映画をつづる日記
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漫画を見た後に超詳しい解説サイトを見てすっきりはっきりした
各事件の謎だけでなく、ファンタジー要素に見せかけた矛盾点も
全てはっきりさせてくれた。

改めてこの話がいいなと思わせた点は、
EP4までは魔法に挑む立場だった戦人が解からは全く立場を変えて、
魔法を使い嘘を守る立場に回ったこと
一つの長編物語で趣向を真逆にさせることで飽きも防げるし
視点も変えられて読者の理解もしやすくなる

魔法という一見ファンタジーという要素を多分に使いつつも
ファンタジーの理由もきちんと決着づけており、
それを人の心の解釈方法と絡めたこと

パターンの違う物語がある作者が作った物語であったという非凡な発想

など!

状況が状況なだけに登場人物の心理描写が発展しすぎ、突飛すぎて
理解できないところもあるけども
まりあとか、ヤスの計画も。
それでも彼らの心が一から書かれているからその過程に納得はできる。
ホワイダニットを大切にしていたから、受け入れられたのだと思う。

残酷で非常な世の中を生きるための解釈は現実そのままを受け入れる
ことだけではないということ。
要は本人が納得できて、前向きに進めるようなら何だっていい。
自分の心には誰も入れず、自分だけの信じれる何かがいてもいいんだから。
誰かを理解するうえで相手の心は最も重要な筋道になる。
そういうことが言いたかったのかなと思った。
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ティムロビンス・モーガンフリーマン 原作…スティーヴンキング 妻と愛人殺害の罪で終身刑になった男の監獄生活をモーガンフリーマンを通して語った話。 良い話だなぁ(^^) 監獄という閉鎖的な空間に閉じ込められながらも、ずっと希望を捨て続けず、周りの囚人にも様々な喜びや可能性を教え、脱獄を成功させることで希望を見せつけた英雄のお話。 2年レイプされ続けても、無実の罪で捕まっても、釈放を阻止されても脱出することを諦めなかったっていうのがなおのことアンディーの精神力の強さを表してる。 なにより自分だけではなく、モーガンにも影響を与え、救ってくれたのは最も評価すべきところだと思う。 モーガンの最後の面接は外への恐怖を断ち切ったからこそ視線はまっすぐだったし、今までとは違った答えが出てきたのだと思う。 それでも実際社会に出ると今までとは違いすぎる環境や自由が怖くなる。 年齢が年齢なだけに柔軟性もないから尚更戸惑ってしまう。 なによりあの仮釈放の最も悪い点は、慣れ親しんだものがないこと、自分が今まで培ってきた経験やスキルが全く通用しないこと。終身刑とはそれも含めて罰なのかもしれない。 監獄で何十年も耐え抜いた人間が、外での生活には耐えられないなんて滑稽な話のように聞こえるけども。 泣ける泣けるって聞いてたけど、すごい悲しいシーンって別にないよね? ブルックスとトミーが死んだとこくらいで。 それにしてもなんで海外ものはホモばっかなの。
買っちゃったぴょん(^o^) ほぼ巨人に食われている漫画を! パニック系って好きじゃない方だしましてや 買おうだなんて思わない方なんだけど、 好みをしのぐ話の構成力! 一番最初に思ったのが展開読めなさすぎる!ってこと 一巻で主人公死ぬとか早すぎだお(^q^) 二巻目で実は生きてて巨人化してたってパターン 四巻でギャグつめこんできて、八巻では裏切り者の発覚と 壁の秘密が明かされるという… テンポがよすぎるくらいだし、全く飽きず キャラも立ってるし好感持てるし。 基本巨人が相手だから野性的でギラギラしてるんだけど 頭使って考えてるし、巨人に対する恐怖の感情も 丁寧すぎるくらい描かれている この感情の表現方法一番うまいなって思う 一巻の母親の死の直前とか、地面に落ちちゃって 巨人と鉢合わせた時の間・表情とか、 力がある人間でもまた新しい恐怖を湧かせて 同じ人間であることを強調したりとか。 こちら側の勢力に対して敵側がチートすぎるにも 関わらずこんなに色々詰め込めるのはなかなかないと思う。 でも何より好きになったのはアルミンの存在だと思う。 賢いから、状況の複雑さや誰かの行動の意味を推測して 説明してくれる。 そして解き明かした真実や推測を元に状況が変わりもする。 好転も悪化もさせるけど。 根拠もしっかりしていて、すごく納得してしまう。 巨人がテーマな割に頭を使ってしまう漫画。
ぐろいぐろいとうかがってはいたけど、 ぐろかったかな! 皮剥ぐって発想がもうだめだよね 死んでからの行為だったことが唯一の救い 内臓飛びさせちゃったりするのをモロに出すのも いかがかと思う 食べちゃったんだろうけども でも終始緊張感を保たせてくれるいい映画だった 会う前からレクターの印象を最高に悪くしておいて ガラスを挟んだ一対一の邂逅にジョディフォスター共々 プレッシャーを与える 加えてレクターの気味の悪さ 目をじっと見てくる観察行為 鋭すぎる洞察力、頭の回転 「個人情報を教えてはならない」「ペンやホチキスなどを与えては ならない」という忠告。 調査も行わなければならないが、それと同時にこの頭の良すぎる 異常者から自分も守らないといけない さらに面会が進んでいくにつれ、交換条件として忠告を破らざるを えなくなってしまうし それだけ恐怖を与えたのにクラリスに対しては 協力という姿勢を保ってくれたので 最終的に良い人イメージが残ってしまってるけど 直接的にビル事件にかかわってなかったし 今となっては影は薄かった気がしなくもないかなあ。 思い描いてたイメージが強すぎただけかもしれないんだけど もうひとつ緊張感を強く持たせたシーンはラスト。 主人公一人で敵の陣地に乗り込まなきゃいけないとか ただのホラーです あと良いなと思ったのがレクターの推理の仕方というか誘導の仕方 「事件の本質を見ろ」「事件のきっかけはなんだったのか」 「彼は強く切望している」 シンプルだけど見つけ辛い切り口だなあと思いました。
ダニーボイル監督「トレインスポッティング」 インドが舞台。スラム出身の無学の青年がミリオネアで1000万まで 達成したことで詐欺罪を疑われ、答えが分かった理由を一つ一つ 警察に語る話 問題の一つ一つが自分の生い立ちと深く関わっていて、 ミリオネアの問いに合わせて自分の人生を振り返る話でもある すごく都合の良い問題ではあるんだけど、そんなの気にならないくらい 壮絶な人生であり、まとまりのある綺麗な構成だった 兄が一貫して最悪の性格を醸していたけど、基本は弟自体は大切にしていたんだよね 一番は自分第一だったけど二番が弟 弟のものを奪いはするけど、弟自身は傷付けはしない これがよく出ていたのがラティカとの差 仕返しとはいえ事実を知った状態で脱走を図った後 ママンのもとへ残したら無事ではすまないとわかるはず でも仕返しの意味も含めてわざと手を離す ジャウィヤの組織に入るときも献上品としてラティカを差し出す 弟の好きな相手を奪いはしたけど弟は巻き込まなかった 彼にとってラティカは一緒に過ごしてはきたけど本当に「どうでもいい相手」で ジャマールは弟なんだなと ラティカを献上した後宗教に染まり、そこで初めて自分を犠牲にすることを学んだ ラティカというより弟の幸せのためにラティカを逃したのだと思う 「ミリオネアは人々に夢を見せる番組」だから、勝ち進むジャマールに 感慨を受けてそこまでの行動に出れたというのもあるかもしれない スラムとかギャングとか暴力やらなんやらの黒い世界は好きじゃないから 2回目はいいやって感じだけど 良い映画だった。 あれインドだと普通に行われていることみたい 治安の悪さとか、イスラームとムスリムの争いとか ママンで目をつぶされた男の子がジャマールに言った言葉が一番印象に残ってる 「君は幸運だった。僕は違った。それだけだ」


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