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本、映画をつづる日記
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うう…もうアンナさんの好感度がどんどん下がっていくよ…
最初はあんなに良い人だったのに
毎年3000のお金が用途不要で出されていて、これが結婚時の契約として決められた
母親への小遣い費だとウィリアムが知る
「だから母さんはロウランドを出ていかないのか…」
頭の良いウィリアムでも母さんに母親としての何かを期待していたのかもしれないと思うと…
でも母さんは基本自分の子供たちに良い反応をしたことはなかったもんね
愛情を持っている描写とか
グレースの子供ということもあるけど、2巻で二人に同情したのも自分と同じような立場で
共感ができたから
基本子供は嫌い。ウィルには優しい顔を見せたこともあるけど
アーサーがいなくなった時、心配するのは誰が自分を庇護してくれるのか
メイドや協会への寄付金を出し渋るのもその費用を心配してなんだろうなあ
自分を守ってくれて好き勝手させてくれる人間のもとでしか生きていけない
アーサーはその中でも典型的に尽くしてくれた人だけど、
自分の居心地のいい場所からひきはがし、結婚を強いた人間でもある
だからその時の嫌悪感が消えなかった
ブレナンの努力でそれも消えたけど、それと同時に今度は独占欲がわいてしまった
弱くて自分の事しか考えることが出来ない女として、ミスブレナンと対照的に描かれてるんですね
貴族の出で末っ子、一般の出で長女。
環境の違い、視野の違い、子供への想いの違い
今気付いたけど、冬の章はずっとこの二人の対象をテーマに描いてたんだね
後から来たミスブレナンがロウランド家で過ごしていく中で
ロウランド家を理解し、家の困難の時には守る立場を貫く
元々子供達を愛してたし、理解したいとも思ってた
子供達から信頼も愛情も得て、確実にアンナの居場所の代わりとなってきている。
それを知ってるからアンナもブレナンを嫌う
グレースも似たような立場だったけど、貴族だということと
自分の居場所を守ってくれる立場だったからという違いでグレースのことは好きなんだね
これはグレースにも自分の子供がいたから
他に一番に想う人間がいたということで、お互いに代わる立場にはなれなかったてとこかな
はー。
次回はとうとうウィリアムがぶたれる瞬間をミスブレナンが立ち会う展開になりそうだ
もうはらはらだ
7巻はまだ?
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