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本、映画をつづる日記
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監督:マーティン・ブレスト(ビバリーヒルズコップ・セントオブウーマン/夢の香り)
アンソニーホプキンス。
クレア・フォーラニ。
1998年アメリカ映画。
1934年「明日なき抱擁」のリメイク。
ゴールデンラズベリーリメイク賞。
設定がまずもうダメだった。
中途半端にSF混ぜられるの嫌いだった。
死神がブラピに乗り移った時点で失敗したー!と気付いた。
育った環境を知らないし違う生物だし、感性がわからないからさっぱり共感できない。
「死神」ってチョイスがだめだったな…ならSFジャンルにしてくれ。
あらすじは、人間社会に好奇心を持った死神が死期が近いアンソニーを脅し
別の人間の体を奪い、人間の生活を体験するという話。
クレアとのラブを楽しむわけだけど、実は彼女が恋したのは死神が乗り移る前のブラピだった。
最後にそれを知り、死神はアンソニーと旅立ち、ブラピ(元)を返すと…
人殺してまで体験したのがラブって点もなんかな…
アンソニーが次女の方がどちらかといえば好きで、長女もそれをわかってるけど
でも愛してくれたから感謝してるとか。
そんな描写をしておきながら結局次女とアンソニーの方の別れを煽情的に描くとか。
なんかなぁ…
妹は確かにヒロインだし、恋を知れたし、これから育んでいくんだろうけど。
あ、妹が恋を出来なかったのは父親のせいか。
父との関係性が強すぎて満たされていたから、周りの男にそういう感情を持てなかったのかな。
でもその父が愛の経験のない人生は意味のないものだと、進めた。
そして父の言っていた言葉を操る人が現れたと。

誕生日パーティーあたりは動きが派手でまだ楽しいほうだったけど、
基本的に死神パートは何も感情が動かなかったのでただ流れを追うのみになった。
最後ブラピが死神が言っていたことと同じ事をまた口にしていて、
死神にも恋心が生まれていたであろうクレアがはっとするシーンが唯一よかった。
あと死と税金の伏線も嫌いじゃない。
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アンドリュー・ニーマン:マイルズ・テラー
フレッチャー:J・K・シモンズ

ホラーでスリラーで緊張しっぱなしで私が息切れ。
確かに問題作。確かにラスト5分で目が点。
キャッチコピー全部的確。
優しい顔で「リラックス」と声を掛けた直後の 執拗な攻め。変わる態度・口調。
まさに軍隊のような精神的追い詰め方。
気を抜けばすぐに選手交代させる冷徹さ
しかも本人が悪かったわけではなく、引っ掛けられて負けてしまっただけ。
身をすり減らして得たチャンスも、永遠ではない。
心の休息は与えない。
アンドリューは忠実に全てを捨て、音楽一筋にのめりこんでいったし、それしかなかった。 努力ゆえの自尊心の高さ。
そして最後の舞台JDS。
指揮者の復讐にはまり、「これが衝撃のラスト5分か…!」と思いきや更にドンでん返し。
数々の伏線を思い出させる演奏、表情。
最後の長すぎるドラムの余韻がまだつかめないけど、完全に思考を奪う映画。
「上出来だ」はタブーであり、偉人を生むには「恥」を与える必要がある。
偉人になる人間はどんな事があっても脱落しない。
とんでもない価値観と野望を達成させた話。
監督:JJエイブラムス
全シリーズの中では1番好きかもしれない!
初めてリアルで追ってるからかもしれないけど。
キャラが立っているし、コミカルなやり取りが多く観ていて楽しい。
新キャラ全員魅力的!
BB-8を球の形にしたことで動かしやすくなったのも上手いな〜と思ったし。
信頼関係の築き方も自然。
悪役は不完全で、旧三部の関係性を敵味方逆にしたのがそうきたか…!と心震える設定。
ハンソロのところで大きく物語が動き…レイがライトセイバー持ったところで熱くなる!!
最後の最後でルーク持ってきて、出会ったところで終わりってのも憎い展開!
レイやフィンの出世やカイロレンの目的等の謎も秘め、次回作への期待も大きく膨らみました。
お!面白い!
テンポがよくて、予想外な展開ばかりで、のめり込む!
自らが突然「人外」であると発覚し、途端に豹変する周りの目。
そんな中、これまたすぐに反応してくれ、一途に助けてくれる幼馴染。
ともだちぃ!
この対比も観る者に猜疑心を持たせ、ジレンマに陥らせ心を揺さぶる。
そして永井も自らの立場を自覚し、自分の進む道を考え始める。
海斗に裏切られるんじゃないかとハラハラしている中、そんな考えも頭によぎらせてもいない永井が彼を置き去りにして出てく。
しかも山奥の人気の無い場所て、ライフラインである携帯とバイクを盗んで‥
お前が裏切るんかい!
最初は海斗への態度も母親によるもの、周りを気にしてのもので、他社への行動もありきたりの感情を伴ってのものであるとうまく隠されている。
がここで妹の思い出、評価と共に一気に永井への違和感を提示。
巻き込まれ型でありながら、最初からおかしい主人公も珍しい。
ここから人体実験という拷問。
スリラー、アクション、ホラー。
いくつもの要素を含み、心許ない状況で展開が進む。
クズ要素がどんどん露呈していくも、海斗への気持ちも存在はしていて。
一言で言い表せない主人公もまた気になる存在。
エンディングもエンディングムービーもかっこよかった、合ってた‥
素晴らしい出来でした。
スクラップアンドビルド 羽田圭介 日常を祖父を通した「老人」と関連付けた視点で見る話。 バラエティで見る羽田のキャラクターからは想像の出来ない文体、思想。 高齢化まっしぐらの現代日本に即した社会派小説。 手厚い介護は老人の体を衰えさせ脳をも衰退させる、テレビは視力の悪い老人にとって映像も内容も追えないため適していない、など多くの若者が見誤っているであろう現実を学ばせてくれる。 「世間の優しさ」に隠された真実を露呈し、大胆な方法で祖父を助けようとする主人公。 就職活動が長引いているニートだが、自活能力も精神力も想像力も備わっているバランス感覚の良い心優しい青年。 そんな青年ですら血の繋がった祖父に対する苛立ちを感じる事が多々あるという介護の厳しさも描いている。 健常者が想像も出来ない気弱さと、思い込みの強さが生み出す不可能と、対象によっては強く出るずる賢さと。 祖父の虚弱を意識する度に、自らの身体を鍛え「ああはなるまい」とする青年の対比もまた、必要悪であり若者と高齢者が共存する道なのだと作者は述べている気がする。 リアルな目を背けたくなるテーマを取り扱いながらも、読みやすく読後感の軽い小説でした。


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