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本、映画をつづる日記
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家族ゲーム 最終回は家族修復回。
こんなに変われる?ってくらいに都合良いハッピーエンドだったけど、まぁ今までが過激で重くて、前話も悲惨だったのでバランスとしては丁度良かった。
感動した。
特にいじめのシーンは茂之の演技もあってかフィクション感しかしなかったけど、ここにきていじめをリアルに描こうとすると収集がつかなくなる。
それに書きたかったのは『強さ』だろうから、後味の良さを優先したんだろう。
家庭教師記録で吉田こうやの今までの行動の具体的な意図もきちんと見えたし、伏線も全て回収。
これだけ大団円でも最後神木君が今までの鬱憤を理性ゼロでぶつけたのが良かった。
今までのような優等生のふりをしてるわけじゃないことを表している。
同時に、今の状況の方が良いものだということは分かっていても、高校辞めるはめになったり、借金も背負う事になったりなど、受けた被害は小さいものではない。
一度詰まったのは忽那のことじゃないかと睨んでいるんだけど、
心を許した人間にあれだけ裏切られたっていうのは相当ダメージを与えられていて、その事に対する恨みもきっとまだ残ってるんだろう。
それをぶつける事で、彼が人間らしくなれたという目的も果たしたと

テーマもメッセージも惹きつけ方も着地点も良かったドラマでした。
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最初っから見せることもやることもなすことも過激で
いちいち目が離せなくなる。
未成年の子供を相手とした、優しいとは言えない「教育」は
少し女王の教室を思い出す。

今回の友情を取り戻したことで茂之の問題は完全に終わらせた。
勉強への熱意を、恋愛を用いてやる気スイッチを押させるという手法は
仮にも教師が働き掛ける手段として実に斬新。
勉強だけでなく、子供の生活全体を見なければ出てくる視点じゃない。
そしてあえてそのやる気の元を断たせ、自ら反発心を奮い立たせるという発想を持てるまで
成長させたんだと成長の具合も見せてくれたと。

そして今回からメインとなってきたのが神木君。
表面的な解決しか見出せない父親と、痛みを先回りして痛みを回避してきた母親によって
生み出された息子。
自分本位で他人の痛みに鈍感で。でも皮を被って穏やかそうに過ごしている。
追いつめることで皮をはがし、素を出させてから
彼の凶器によって人を肉体的に傷めるという現実を経験させる。
彼に痛みの恐怖を与え、似た経験をした浮気相手に救いの手を伸ばそうという気持ちを引き起こさせる。
痛みは経験しないと分からない。想像できない。
てっきりいじめられる側に回させるのかと思いきや、同じもので返さず
自分の残酷さがどれほど小さい覚悟で大きなものなのかというものを理解させるに留めたんだな。

かつての自分と同じような子供を助け、その原因となったいじめっ子の芽を改心させる。
そしてそのいじめっ子は家族・両親という環境から成り立っている。
うーん楽しい。そして続きも楽しみ。
監督…リチャード•カーティス(ノッティングヒルの恋人•ブリジットジョーンズ)
首相…ヒューグラント(ブリジットジョーンズ)
社長•旦那…アラン•リックマン(スネイプ)
奥さん…エマ•トンプソン(シビル•トレローニー、いつか晴れた日に)
新婦…キーラ•ナイトレイ
小説家…コリン•ファース(ブリジットジョーンズ、英国王のスピーチ)
義父…リーアム•ニーソン(シンドラーのリスト、スターウォーズ)
病気の弟持ちの姉…ローラ•リニー(トゥルーマンショー)

よかったー!
ロンドンのクリスマスに起こったラブロマンスコメディ。
しょっぱなから結婚式で雰囲気もすごい幸せだし。
出てくる景色もさすがロンドンのクリスマス!ていうおしゃれさ。
BGMも定期的に気持ちを盛り上げるような曲が掛かってる。
程よく明るく穏やかで幸せな雰囲気って居心地がいい!
この人数の多さでグランドホテル方式っていうと内容うっすい話になりそうだけど、
ラブがテーマだから逆に薄くてよかった。
おかげでうざくなりすぎず爽やかな印象。

片思いのシーンで一喜一憂してるシーンが男女共にとても可愛い。
全部が全部ほんとに違うパターンの恋愛で。
外国人同士の恋愛、親友の奥さんに恋してしまった片思い、一目惚れした首相、息子の小さな恋心、不倫に悩む母、同僚に二年の片思いを貫き続けている女性…
実った恋、潔くぶつけて終わらせた恋、苦しみを伝えた恋、実ったけど実らなかった恋。
結果も様々。
その中でも小説家とお手伝いさんの二人の距離感がすごく好きだった!
最初はお互い相手の言語が全く喋れなくて会話が一切出来なかった。
小説家がだんだんポルトガル語を学び始めて、少しずつ意思疎通が出来るようになって。
最初の方は微妙にズレた会話だったりってのもなんか微笑ましい。
抱きつくのか?抱きつかないのか?どうすんだ?なんだそれ?という間合いがくすぐったい感じもしたし。
お互い交互に振り返るすれ違い感とか。
お手伝いさんがほぼ告白をしてお別れってなった時も、コリンファースは何も言い返さず車に戻る…
なぜだ!っと思ってたら超動揺してて車ぶつけてしまうという
そして最後は小説家がポルトガル語でプロポーズをし、お手伝いさんが英語で答えるという。
相手の言語を学ぶということはとてもストレートな愛情表現なんだと学びました。

ローラ•リニーの役すごい好きだったんだけど、悲しい結末に…
でもあれは後悔しない選択をしたんだんだなと思った。
彼女の中では自分の幸せの為に一、二回無視することすら弟への裏切りになってしま うのかもしれない。
統合失調症が詳しくよく分からないから、別に一回くらいいーじゃんと思うけど、とりあえず表現したいことは恋より大切な何かを抱えている人もいるということなんだろう。
•ひとつ意識して書いてるんだろうなと思ったのが、費やした時間によって能力に差が現れるということ。
下位の水谷が野球によって休み潰されちゃうの?ということを気にして、4番の田島は当然野球に費やす!と答える。
ハルナの球を打った巣山は家でもがっつり打ってる。
キャッチャーとして優秀な阿部は、野球しか頭にないし、空いてる時間も分析等等に費やす!という勢い。
コントロールが完璧な三橋は辛い三星時代に家でたくさんコントロールの練習した。
今メインを当てられているのが、今まで真剣に練習を続けてこなかったゆえにミスをしまくる秋山。
もちろん野球への好きの度合いとも比例してるんだろうけども。
元が違うから同じ努力をしても同じものになるわけじゃないけど、それでも費やしたら費やした分だけ結果は必ず出る、という希望を見せてくれてるんだなぁ。
この漫画を見ると何かやらなきゃ!って気になる笑
•三橋と阿部の関係がほんと良くなったなぁと、合宿以来毎巻思う。
プライベートで、阿部に対して自分の意見を言うことに躊躇がない。
周りの部員も最初はハラハラしてたけど、今回はそんな様子もなく。
自然になってるってことだもんね。
監督…デヴィッド•リンチ
ダイアン…ナオミ・ワッツ
カンヌ国際映画賞監督賞

途中とても官能的だったー
そこはほんとに見入ってしまった。
女性同士ってあんなに綺麗なんだなと感じてしまいました。

全体的にはあんまり好きではなかった!
BGMといい内容といいおどろおどろしいし暗いんだもの…
伏線というか、謎を解く鍵はみっしり隠されているらしいので考察しがいはあるみたいなんだけど。
考察サイト見まくったから前半夢、後半ほぼ現実で納得してしまったし、もう心残りはないけどね。
夢の登場人物は全員現実の人間が違う役柄を演じている、シーンが内容に即しておらず飛び飛び、支離滅裂などの非現実感は好きだった。
とても夢らしい。
だが後味が悪過ぎた。
だけどそこも夢らしい。


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