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本、映画をつづる日記
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サスペンスホラーてことで、ホラーランキングに入ってたものを適当にピックアップしたんだけど
すごく面白かった
やっぱ私は洋画派だ…
実際洋画のが名作多いよね?DVD自体邦画よりあるからだけどさ
あんまホラーではなかったかな
扱ってる題材が第六感(シックスセンス)てことでホラーに一応カテゴライズされてるんだろけどさ
でもパラノーマルに比べたらこっちのが怖いと思うよ!
霊の姿が見えるのと見えないのじゃ全然違うよね
子供一人だけが見える現実、家族は一人いるけど精神的には一人なわけで
想像しやすいというか恐怖に共感しやすい

衝撃の「ある謎」は主人公が霊ということだったわけなんですけども
これ展開もすごい上手いトリックだと思うんだ
最初にブルースウィルスが撃たれて、んでハ-レイ君とブルースウィルスの話につながるから
普通に過去だと思うじゃない
早い段階で前提を読み間違えるから、真実に気付けない
最初に出てきた元患者とハ-レイ君の共通点も実際多い
でも確かに名前が違った
記憶力悪いんだよね…全然覚えてなかったです
最後ブルースウィルスが事実を把握したとき、私は把握するのに時間がかかったw
てっきりこの家にも霊がいるのかと思ったw

最初にバッドエンドを出していたので、そういう暗い話だと予想していたのに
良い話じゃない…
ほんとそういうところも胸にきた
そういう面でも衝撃の結末だよ…嬉しいだまされただよ…
あと子供が出てくる話は、演技が良ければ涙線に響きやすいからどうしても高評価きてしまう
患者を救えなかった医者が似ている少年を救うことで救われる話
霊感を持っていたために不自由な生き方を強いられていた子供が、見えたことで霊を救い霊に救われる話
ここ最近観た映画の中では一番よかったな
生きてても死んでても、話すことが大切なんだということ
それが結果的に家族の相互理解につながり、死者と生者の心の通じ合いにつながったと
最後ブルースウィルスはハ-レイ君の提案によって寝ている妻に話しかけ、真実へと至ったけど
最初に話しかけることをしたのはブルースウィルスなんだよね
意図していないギブアンドテイクほどキレイな関係はないよ
構成もテーマも素晴らしかったです。

洋画に比べて邦画ってさ、
どうしても吹き替えにして馴染みのある音に乗せてしまうと所詮つくりものに聴こえてしまうんだ
だってリアルな生活でそんなこと滅多に言わないじゃない
字幕にしてもらうとすーっと入ってくる
エロいシーンもまだ受け入れられる
 

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見始めてわりと早い段階で失敗したなって思った
そもそも始まって3週間とかの日曜なのに人が全然いないのもおかしかった

兄弟がメインで、姉の方が悪魔に狙われちゃってうわーって話
2時間もいかなかったな。90分くらい
1と同じで全然コストかかってない感じ
ほぼ家の中だしね。
基本弟が撮影したビデオを通してって感じなんだけど、その時点であ、合わないなって悟ったもん
フェイクドキュメンタリー?
放送禁止がこれっぽい感じだったんだけど、わざとらしさが目立っちゃっていやなんだよね
視界揺れるし。
ちょこちょこ心臓を揺らす感じでびびらせるとこはあったんだけど、まあ4か所くらい?
その辺はおってなったくらい。あと兄弟が美形だったことくらい、いいとこ。
あ、あと姉の叫び声はよかった!
でも全体的にしょぼかった。20点くらい。


まずねー家族間のやりとりがすごい聞いててむかつく。わざとらしい
カメラに向かっていえーい、とかなんかするのすごいむずがゆくない?いくつよ
喧嘩のシーンとかもレベルが小学生すぎ。
じゃあなんで撮るの!だって撮ったじゃん!とかずっと同じ事言い合っててさー
あそこが一番いらいらしたな。
日常をビデオを通すことによってよりリアルさが失われてる気がする
さらにあの環境で悪魔はない。幽霊でいいやん…つながりをもたせたかったんだろけど
そのつながりもしょぼい
前作の主役の女を殺しちゃって、その悪魔がついてきたみたいな感じ
悪魔がなんでもありすぎてむかつく
目的がいまいちわからん
金かけてないホラーはだめね。雰囲気が足りてないもの
あとね、展開がむりやり。
夜車椅子動いていただけで塩盛るとか、その塩が崩れてただけで姉の部屋にビデオ撮るとか、ちょっとね…
好奇心レベルでやったとしたら相当痛い
あとカメラは買いたてだったはずなのになんで2台も3台もあるの?
霊がいるかもしれないのにビデオに撮られてるのに普通に寝てる兄弟とか。
内容もほんとシンプルだし、結末も予測できる範囲内だし
いっそ主役二人にも複雑性を入れればいいと思った
実は弟が姉のこと病的に好きでービデオ撮ってたのもそれにかこつけてーとか
悪魔呼んだのも弟で頼られるの嬉しくてーとか
そんなしょうもないことばっかり考えてたよ
霊感女の役割も大してないし。来て吐いただけじゃねーか。もっと具体的になんか出せ

途中内容に関係なくトイレ行きたくなって、そっちのがスリルあった
1も別に見る気が起きない

でもレビュー見たら3点とかわりと平均的だった。
え、日本のホラーってこんなレベルなの?

うう…もうアンナさんの好感度がどんどん下がっていくよ…
最初はあんなに良い人だったのに
毎年3000のお金が用途不要で出されていて、これが結婚時の契約として決められた
母親への小遣い費だとウィリアムが知る
「だから母さんはロウランドを出ていかないのか…」
頭の良いウィリアムでも母さんに母親としての何かを期待していたのかもしれないと思うと…
でも母さんは基本自分の子供たちに良い反応をしたことはなかったもんね
愛情を持っている描写とか
グレースの子供ということもあるけど、2巻で二人に同情したのも自分と同じような立場で
共感ができたから
基本子供は嫌い。ウィルには優しい顔を見せたこともあるけど
アーサーがいなくなった時、心配するのは誰が自分を庇護してくれるのか
メイドや協会への寄付金を出し渋るのもその費用を心配してなんだろうなあ
自分を守ってくれて好き勝手させてくれる人間のもとでしか生きていけない
アーサーはその中でも典型的に尽くしてくれた人だけど、
自分の居心地のいい場所からひきはがし、結婚を強いた人間でもある
だからその時の嫌悪感が消えなかった
ブレナンの努力でそれも消えたけど、それと同時に今度は独占欲がわいてしまった
弱くて自分の事しか考えることが出来ない女として、ミスブレナンと対照的に描かれてるんですね
貴族の出で末っ子、一般の出で長女。
環境の違い、視野の違い、子供への想いの違い
今気付いたけど、冬の章はずっとこの二人の対象をテーマに描いてたんだね
後から来たミスブレナンがロウランド家で過ごしていく中で
ロウランド家を理解し、家の困難の時には守る立場を貫く
元々子供達を愛してたし、理解したいとも思ってた
子供達から信頼も愛情も得て、確実にアンナの居場所の代わりとなってきている。
それを知ってるからアンナもブレナンを嫌う
グレースも似たような立場だったけど、貴族だということと
自分の居場所を守ってくれる立場だったからという違いでグレースのことは好きなんだね
これはグレースにも自分の子供がいたから
他に一番に想う人間がいたということで、お互いに代わる立場にはなれなかったてとこかな
はー。
次回はとうとうウィリアムがぶたれる瞬間をミスブレナンが立ち会う展開になりそうだ
もうはらはらだ
7巻はまだ?
やっぱミステリーは一日で読んでしまうね
ネタバレを知ってたからこそ気になってしまった
クリスティーは有名作品すぎてネタバレが転がりすぎ…
アクロイド読み終わった後ネットで色々探してみたら、ポワロ作品の最終話カーテンのネタバレまで…
ラストのどんでん返しが最高!って思われる作品ばかりネタを知ってるよ
オリエント急行殺人とかもさ
皆もっと隠してくれよ
アクロイドは誰が殺したっていう別の著者が書いた作品も、真犯人についての説を述べてるんだけど
ここもクリスティー作品のネタバレがひどいらしい
買う前に知っておいてよかった
気になりすぎてここで述べられている真犯人は知っちゃったんだけど、いつか見たい

叙述トリックで有名な作品であり、信用できない語り部である本作品
と同時に発売された当初フェア、アンフェア論争まで巻き起こした、ミステリー界に
嵐を巻き起こしたベストセラー探偵小説
私はまだミステリー読み始めて間がないし、いきなりクリスティの異端作品から読んでしまってるから
そういった固定概念は全くないんだけども
ネタバレを知った上で読んでいても、違和感を感じさせないその書き方はすごい
でもちゃんと伏線は含まれている。その場所は最後本人が明らかにしていたように
ポアロも途中で気付いていて、ある男の話をしている

地の文が信用できないものである場合読者が推理が出来ないって批判がされてたらしいんだけど
何を信じていいか分からないって状況こそ物語と同じ状況なんじゃないかなと思う
探偵が得た証拠品はすべて与えられてるわけだし
でもその証拠品が関わりのあるものかはわからない。証人の供述も本当の事を言っているかわからない
たとえ省略されていようと事実を述べている分には問題ないと思う
登場人物の全員が嘘をついている可能性のある中、ポアロは正しい事実を見抜く方法を教えてくれている
誰を正しいと信じるかも、ミステリーの楽しみの中に含まれているのではないかと思う

とりあえず面白かった
そして誰もいなくなったよりは、文字数多いせいか詰め込まれていた感じがするし、
色んなキャラの感情移入もしやすかったかな
事実がいっぺんに明らかになるよりも徐々に明らかになっていく形の方がこっちも頭を整理しやすい
と同時にテンポよく感じる
というか多分、私は一人称がコロコロ変わるものが好きでないんだと思う
ドミノの時もそうだったし
告白ぐらいの長さで交代ならいいんだけど、誰もいなくなったくらいの短さだと
なんか誰にも感情移入出来る時間がなくて、ただ事実を淡々と見ていただけって感想に
なっちゃうんだよね
もう少し深く掘り下げて欲しいというか

インシテミルとうみねこに影響されて、ミステリ最高峰を読んでみた
海外ものの小説を見るのは久々だったんだけど、やっぱりなんか違和感を感じるよね
文体が妙にシンプルというか。表現っていうの?
1ッ章1章がやたら短かったりするのも読みやすすぎるっていうか
だから全体的にシンプルな印象を受けた
ラストも含めて
期待程の衝撃はなかったかなという
かなり短時間で読んじゃったけど、ミステリーは基本そのスタンスでいけるし
多分この作品をオマージュにしてるうみねこを先に始めちゃってるから
長さ的にも要素的にもあっちのがすごいと感じてしまうのかな
感情表現もあっちのが多彩に表現してるし
あと有名作品すぎてネタバレが色んなところに転がっちゃってて、うっかりちらっと見てしまったので
そのせいかもしれない

肝心の犯人は知らなかったけど、既に死んだ人というのは知ってた
なので最初はとりあえず犯人探しだけを目的に読み進めてた
状況的には死んだ表現がはっきりなかったことからアンソニーかなと思ってたんだけど
動機的にはローレンスかなって考えてた
全員が殺害犯であることを知る機会があるのは司法に努めてる人くらいかなと
まあ情報調べはそこまで職業と関係なかったみたいだけど

おもしろかったけど感情移入は特に出来なかった
興奮したりわくわくしたり、そういった激しい気持ちが起こらなかったので淡々と読めてしまったのかも
でもキャラの書き方は上手かったと思う

ミステリーやらサスペンスの類は、物語上にちりばめられてた伏線が後でぴたっとはまるのが
好きなんだけど
この作品には、ローレンスが犯人という伏線がなかった気がしたんだよね
でも実は叙述トリックっていうやつらしい
巧妙すぎて私にはわからなかった
後で解説サイトとかみて理解してうおおおおってようやくなった
ミステリーは二回読んで、見落としてた作者の意図を改めて見つけて考えることで本質が見えてくるんだって
当時はこの手法は新しかったのかもしれないし
アガサクリスティーがミステリーの原則をあえて破壊したものだったから
1度目の新鮮さと、二度目の謎解きで何度も楽しめる作品なんだね
現代ではクローズドサークルがどこにでも使われてるから新鮮がなくなってしまっただけなんだな

でもこの丁度いいボリュームの中で10人の心理描写を的確に表現し、
事件をまとめてしまったのはすごいなって思った
とりあえずアクロイド殺し読んで、もっかい読んでみる

 



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