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本、映画をつづる日記
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★よーやく念願のアヒルと鴨のコインロッカー観れた♪
栄太主役の話だったね。よき話でした
無駄なシーンが一個もないのに驚いた。なんとも思ってなかった場面が
実はなんかしらの意味が込められてて。全部つながってた
でもジャンルとしてはドラマだと思うけど、あれは。
最初栄太のキャラとか話し方がかなり変人過ぎて映像にしちゃうと違和感あったんだけど、
少しずつそういう要素を減らしてったのか慣れかでだんだん違和感もなくなってきたし。
その変人さにも理由があったわけで。
冒頭のあたりではっきりとした謎がなかったからこそあの展開を予想出来なかった
信用出来る情報とか人。実際栄太の話全部作り話だと思ったし
改めて栄太の演技力に感服^^外人役全く変じゃなかったです
でも上京時のもささには笑ってしまったw
初登場の時はオダジョーに似てる!とか思ってたのにw

岳も振り回されてる感あるけど、栄太にとっては立派なキーパーソン
彼がボブディランの歌を歌ってた事が栄太の復讐物語の始まり
でも利用ってのでもなくて、運命を感じた相手として親近感を持って接してたと思う
岳に対する態度言葉も全て河崎がブータン人にしてくれてたことだし
心細い栄太にとってうれしかったものを今度は自分が他人に送る
テープレコーダ聞いてひたすら勉強した姿も思い浮かぶよ、
あんなに日本語へたくそだったのに
河崎が死んでから何を思って栄太は日本語を覚えたんだろう
共犯を見つけるまでの準備だったのかな。うらみの気持ちしかもてないよね、確かに
河崎の意志を成し遂げようって気持ちもあったかも

栄太にとってのあの三人でのひと時が一番純粋で楽しかった時間なんだろうな
失ったショックで多少美化されてんのかもしんないけど、
複雑な関係だけど信頼でつながってる風に見えた三人
ああゆう、不安定で珍しい形だけど仲が良いトリプルって好きだなー

 最後犬が道路に飛び出しちゃって、それを昔みたいに栄太が助けるって場面は
栄太のブータン時代の心は完璧に失われたわけではないってことだろーな
犯人を殺せなかったのも、信仰や道徳を捨てきれなかったからだ
 岳の方が栄太との別れで次会えるかどうかと答えなかったのは、
奴も栄太に対して複雑な思いを持ってたからじゃないかな
一概に栄太が起こした犯罪について悪いとは思ってない。
だからこそ神をロッカーに永遠に閉じ込めた
でも利用されたということに間違いはない。本もとられてるし
友達にはまだなれないって意味だったんじゃないのかなとか、とか

とにかく胸がいっぱいになった映画だったよ おすすめ!
感動もあるけど構成がなによりすばらしいと評価したい
でも二度は見たくないかも;;動物虐待の話は嫌いだ;;

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