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本、映画をつづる日記
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プレステージ
監督:クリストファー・ノーラン
アンジャー:ヒュージャックマン(レミゼラブル)
ボーデン:クリスチャンベール
カッター:マイケル・ケイン(リタと大学教授)
オリヴィア:スカーレット・ヨハンソン(アベンジャーズ)
テスラ:デヴィット・ボウイ

制作費:4000万ドル
興行収入:1憶

マジックショー中、マジシャンが錠付きの水槽に落とされ溺れ死ぬところを目撃してしまうボーデン。
そんな二人のマジシャンの競い合い・争いを巡るサスペンス映画。
原作はクリストファープリーストの「奇術師」。
SF要素も混じってくるので批判も大分あったらしいが…
私もそういうの苦手だけど、今回は気にならず。
機械を使うことに関しては序盤で出てきてるし、公平さは保たれていた。
それより鳥を使ったマジックのトリックの方がキツかった。
そしてそこに伏線をしこんだノーランのやらしさよ。

時間軸をバラバラにしたお得意の見せ方で、徐々に観客の理解を促すものの、序盤にもきっちり仕掛けを施している。
相変わらずの伏線の多さはストーリーを見た後、全てが繋がるカタルシスを観客に促す。
感情が追い付かないほどの設定・構成の難関さ も心地いい。
演出に長けていて、自分は生き残る鳥になりたがったのに、憎しみに拘ったゆえに死に続ける道を選んでしまったアンジャー。
トリックの発想は素晴らしかったのに、ライバルを追い続けてしまったばかりに処刑されてしまうボーデン。
憎しみの連鎖で身を滅ぼしあった二人でした。
構成が素晴らしく、トリックに驚かせられる映画。全体的に暗い。
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バットマンビギンズ
監督:クリストファー・ノーラン
主演:クリスチャン・ベール(リベリオン)
レイチェル:ケイティ・ホームズ(トムクルーズの妻)
アルフレッド:マイケル・ケイン(インセプション)
ゴードン:ゲイリー・オールドマン(ハリーポッター…シリウスブラック)
スケアクロウ:キリアン・マーフィー(インセプション)
フォックス:モーガン・フリーマン
ラーズアルグール:リーアム・ニーソン

制作費:1憶5000万ドル
興行収入:(米)2憶500万 (日)14憶

改めて調べてみたらキャストがめちゃめちゃ豪華…
キリアンマーフィーは顔立ち的にイカれた役似合うわぁ。

前半はヒーロー要素もバットマンらしさもなく、自らの過去に向き合い、トラウマを克服する己との戦い。
ブルースウェインがバットマンになるまでを丁寧に描き、思想的な面も深く掘り下げる。
渡辺謙の登場に驚いたのも束の間、予想もしていなかった忍者による夢の中のような演出。
ノーランらしい!だけど異色な組み合わせ。
そして渡辺謙、死す…退場早すぎる…。

復讐から街を守る思想に変わった流れは実に自然!
人間心理に関してはさすが言うところなしのノーラン。
成り立ちで驚いたのは、柔術を習わされたこと、コスチューム自家製、武器自家製。
選ばれし勇者のような運命的シーンもなく、自らの意思で自前でヒーローになっていく。
今回描こうとしていたリアルさは見事現代風リメイクとして馴染んでいた。
ヒロインのために警察を敵に回して車で暴れまくり、パトカーも破壊し放題!なシーンがあったが、あれのすぐ後にラーズアルグールを出場させて町の破壊を語らせる皮肉さが好きだ。
ヒーローもヴィランズも思想の面では紙一重。

ダークナイトのための前編として見たけど、ノーランらしい演出・ストーリー、ノーランらしくない明るさ、豪華なキャスト。
じっくり楽しめました。
ノッティングヒルの恋人 脚本:リチャード・カーティス(ブリジットジョーンズの日記)
アナ:ジュリア・ロバーツ(エリン・ブロコビッチ)
タッカー:ヒューグラント
スパイク:リス・エヴァンス(ハリーポッター)

スレ違いだらけ、身分違いの王道ラブストーリー…でもふーんで終わった。
悪いとは思わないが、ときめきもいいなとも感じなかった。
脚本がブリジットジョーンズの日記の人だと知ってちょっと納得。
最後友達が協力してくれて、アナの元へ車かっ飛ばしていくのも青春再放送という感じで恥ずかしい。
コメディ強めなので、スパイクの部分だけ面白かったかな。
ほろ苦いとか考えさせるとか、どうせなら大人向けならそういう恋愛映画を見せてほしい。
ヒロイン:森川葵(いつかこの恋を思い出して)
松浦:古舘寛治(リーガルハイ)
じゅんこ:皆川猿時(バクマン)

ハチャメチャなクドカンコメディ。
神木君の演技はクドカンに合うなぁ。
桐谷健太もぴったり。

途中からじゅんこが登場するんだけど、実は今まで流されていた映像でチラチラ存在していて…っていう手法は好きだなぁと思ったんだけど、
よく思い返してみたら木更津キャッツアイとかでも使ってたよなぁと。
同じシーンを視点を変えて何度も楽しませる技術は素晴らしいと思う。
最初のギャグで掴まれたし、いつも通りテンションあげすぎ…っていうところもあったし、下ネタ好きもよく伝わってきたけど、面白かった。
よい娯楽です。
相変わらず退屈しないアニメーションだった。
展開のテンポが絶妙なんだよなぁ。
今回は原作の流れをかなり変えて、先に警察に居場所がバレてしまい、スリルアクション要素を高めた映画仕様に。
より面白かった。
動かすと各キャラの動きの鮮やかさが際立つ話だし、アニメ化は成功だなーと感動。
今回は中野も入って一気に明るくなったし、雰囲気もまた変わって良し。


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